看護部の取り組み

褥瘡対策クッションの開発と利用

当院には、疾患の特性から徐々にご自分で動くことが難しくなり、ベッド上での生活や介助を必要とする患者様が多く入院されております。

そこで、褥瘡の発生を予防でき、少しでも安楽な姿勢を保つことができる体位変換用のポジショニング・クッションができないものかと、 大分県医療ロボット・機器産業協議会が実施している「おおいた産医療関連機器導入推進事業」に参画しました。
ヘルメット潜水株式会社様と協働し開発に関わらせていただきましたところ、令和5年5月に完成し、当院で利用しています。

現在、3ヶ月経過しましたが、新たに褥瘡が発生した患者様はいません。
また、これまで褥瘡のあった患者様も改善傾向にあります。


<ポジショニング・クッション(1)>



<ポジショニング・クッション(2)>



<ポジショニング・クッションの特徴>
通気性が良く、滑りにくいです。 硬さもあり、へたりにくいです。
マジックテープ式のため、2個を外して使用でき、除圧したい部位の調節が可能です。
長期臥床で体動の少ない拘縮のある患者様には、形を変えて使用する事で、脇や足首などにも使用できます。
カバーを装着したまま洗濯でき、乾燥も早いです。



イベント紹介

入職式

2023年4月1日に当病院にて入職式を行いました。
今年度は、看護師・准看護師9名、理学療法士1名、薬剤師1名(うち新卒看護師・准看護師7名、新卒薬剤師1名)が入職しました。