脳血管内治療は、脳の血管に発生した異常や病変に対して、カテーテルという細いチューブを用いて、血管の中から治療を行う方法です。この治療は、従来の外科的手術と異なり、頭部を切開することなく、体への負担が少なく、回復も早いという特徴があります。
脳血管内治療の
専門チーム
What THE CATHETERIZATION
専門チーム
- 日野 天佑
- 久保 毅
- 山崎 任淑
- 放射線技師

日野 天佑
HINO TENYU私は脳神経内科医として、これまで国立循環器病研究センター脳血管内科、筑波大学附属病院脳卒中科で脳血管内治療の研鑽を積み、脳血管内治療専門医を取得しました。
脳血管内治療は頭や首を切開することなく行う低侵襲の治療で、患者さんへの負担が少ないのが特徴です。血管内治療は日進月歩で進化しており、以前は治療が難しいとされていた病気も今では標準的に治療が行えるようになりました。
患者さん一人ひとりに最適な治療を提供し、安心して治療を受けていただけるよう全力を尽くします。

久保 毅
KUBO TAKESHI従来の開頭術に代わる体にやさしい脳血管内治療(カテーテル治療)が脳卒中治療の主流になると考え、虎の門病院(東京)に新設された脳血管内治療科で2003年から約3年研鑽を積み、2006年に日本脳血管内治療学会認定専門医取得し、大分に戻ってきました。
脳血管内治療は、カテーテル(1~5mm程度の柔らかい細い管)を脳につながる血管にいれて、病気のある血管を修復する治療方法です。心臓では血管を広げる治療が多いのですが、脳では血管のこぶ(動脈瘤:どうみゃくりゅう)を塞ぐ治療もよく行われています。この脳動脈瘤が破れると、命に係わる病状のくも膜下出血になりますので、破れる前に動脈瘤を処置することが大切です。
脳血管内治療は体や脳に対する影響が少ない治療法ですが、やはり手術ですので絶対に安全というわけではありません。しかし十分に準備と予防手段を整えれば、開頭手術より安全確実であることがわかってきており、2020年以降、脳血管内治療の件数は開頭術を上回っています。
オアシス病院グループでは、大学病院に劣らない最新の技術を駆使し、患者さんの心身に優しく、安全で丁寧な治療をスタッフ全員が協力しながら行っていきます。脳血管の病気に不安のある方はお気兼ねなくご相談ください。

山崎 任淑
YAMAZAKI HIDEYOSHI脳卒中治療は、症状発症後出来るだけ早い段階で開始される事で、その後の治療経過や社会復帰へ至る経過も良いとされています。脳卒中治療の一つである脳血管内治療が、当院で開始される事で、今まで以上に地域医療に貢献できると考えています。
より多くの方に安心で安全な医療、看護サービスが提供できるように、専門チームを中心に組織一丸となって、その役割を果たしていきます。病院理念である「笑顔」「親切」「技術向上」と看護理念である「看護・介護分野で癒やし、安らぎを提供します」を目標に、この理念の実現に取り組んで行きます。

放射線技師チーム
RADIOLOGY TECHNOLOGISTS TEAM私たちは放射線技師として、脳血管治療のチームに参加しています。患者さんの命に直結する責任の重い役割ですが、その分やりがいも大きく、日々の業務を通じて医療現場に貢献できることに誇りを感じています。
撮影では、常に正確かつ迅速な操作を心がけています。また医師や看護師との連携を重視し、チーム全体が一丸となって患者さんに最善の治療を提供できるよう努めています。治療には、それぞれの専門性を生かした緻密な連携が欠かせません。一つひとつの業務に真摯に向き合いながら、チームの一員として最善を尽くしていきたいと思います。
- 日野 天佑
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豊富な経験と実績。脳血管内治療の専門医
私は脳神経内科医として、これまで国立循環器病研究センター脳血管内科、筑波大学附属病院脳卒中科で脳血管内治療の研鑽を積み、脳血管内治療専門医を取得しました。
脳血管内治療は頭や首を切開することなく行う低侵襲の治療で、患者さんへの負担が少ないのが特徴です。血管内治療は日進月歩で進化しており、以前は治療が難しいとされていた病気も今では標準的に治療が行えるようになりました。
患者さん一人ひとりに最適な治療を提供し、安心して治療を受けていただけるよう全力を尽くします。 - 久保 毅
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体に優しい脳血管内治療で安心を
従来の開頭術に代わる体にやさしい脳血管内治療(カテーテル治療)が脳卒中治療の主流になると考え、虎の門病院(東京)に新設された脳血管内治療科で2003年から約3年研鑽を積み、2006年に日本脳血管内治療学会認定専門医取得し、大分に戻ってきました。
脳血管内治療は、カテーテル(1~5mm程度の柔らかい細い管)を脳につながる血管にいれて、病気のある血管を修復する治療方法です。心臓では血管を広げる治療が多いのですが、脳では血管のこぶ(動脈瘤:どうみゃくりゅう)を塞ぐ治療もよく行われています。この脳動脈瘤が破れると、命に係わる病状のくも膜下出血になりますので、破れる前に動脈瘤を処置することが大切です。
脳血管内治療は体や脳に対する影響が少ない治療法ですが、やはり手術ですので絶対に安全というわけではありません。しかし十分に準備と予防手段を整えれば、開頭手術より安全確実であることがわかってきており、2020年以降、脳血管内治療の件数は開頭術を上回っています。
オアシス病院グループでは、大学病院に劣らない最新の技術を駆使し、患者さんの心身に優しく、安全で丁寧な治療をスタッフ全員が協力しながら行っていきます。脳血管の病気に不安のある方はお気兼ねなくご相談ください。 - 山崎 任淑
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笑顔と親切で寄り添う脳卒中治療
脳卒中治療は、症状発症後出来るだけ早い段階で開始される事で、その後の治療経過や社会復帰へ至る経過も良いとされています。脳卒中治療の一つである脳血管内治療が、当院で開始される事で、今まで以上に地域医療に貢献できると考えています。
より多くの方に安心で安全な医療、看護サービスが提供できるように、専門チームを中心に組織一丸となって、その役割を果たしていきます。病院理念である「笑顔」「親切」「技術向上」と看護理念である「看護・介護分野で癒やし、安らぎを提供します」を目標に、この理念の実現に取り組んで行きます。 - 放射線技師チーム
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命を救う、
放射線技師の誇りと責任私たちは放射線技師として、脳血管治療のチームに参加しています。患者さんの命に直結する責任の重い役割ですが、その分やりがいも大きく、日々の業務を通じて医療現場に貢献できることに誇りを感じています。
撮影では、常に正確かつ迅速な操作を心がけています。また医師や看護師との連携を重視し、チーム全体が一丸となって患者さんに最善の治療を提供できるよう努めています。治療には、それぞれの専門性を生かした緻密な連携が欠かせません。一つひとつの業務に真摯に向き合いながら、チームの一員として最善を尽くしていきたいと思います。
設備紹介
当院ではCanonの血管撮影装置Alphenixを使用しています。
リアルタイムで多くのデータを処理し、血管内治療(IVR)において、広いダイナミックレンジを持ち、低ノイズで鮮明な画像を実現します。患者さんにより安全で正確な治療を提供します。
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当院では、最新のX線アンギオグラフィ装置を導入し、心臓や脳などの血管疾患に対するカテーテル治療を行っています。この装置は、血管内の状態をリアルタイムで高精細に映し出し、医師が正確かつ迅速に治療を進めることを可能にします。これにより、患者様の負担を軽減し、治療効果の向上が期待できます。