内科

Internal Medicine Department

患者様一人ひとりに寄り添う
総合的な内科医療の提供

内科・循環器内科
日野 尚子
Hino Naoko

当院では、一般内科をはじめ、循環器内科・消化器内科・呼吸器内科・脳神経内科など、さまざまな専門科を設けております。
一般内科では、インフルエンザや肺炎といった感染症のほか、高血圧症、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病に対する診療を行っています。各専門科と併せて、日常的な症状からその奥に潜むかもしれない重大な疾患まで、幅広く診療を行っています。
急に体調を崩された場合や、長期間続く症状、気になる体調の変化など、どんなことでもお気軽にご相談ください。
また高齢者や退院後に自宅療養に不安がある方には、訪問診察、訪問看護、訪問リハビリテーションも行っています。介護保険サービスの利用についても、社会福祉士をはじめとしたスタッフが一人ひとりに寄り添い、責任を持ってサポートいたします。
地域に根ざした医療を実践し、患者様の安心と安全を守るため、スタッフ一同全力を尽くしてまいります。

「病を診る」だけでなく
「人を診る」医療を目指して

内科・循環器内科
小手川 勤
Kotegawa Tsutomu

「病気を診ずして病人を診よ」という医師の心得として大切な言葉があります。医師は単に病気の診断や治療を行えばいいのではありません。

患者さんは、病気そのもののつらさに加え、仕事が続けられなくなるのではないか、家族に迷惑をかけるのではないかといった、さまざまな不安や悩みを抱えています。そういった患者さんやご家族の思いや不安にも耳を傾けながら診断・治療を行うのが医師の役割です。
また病気でお体が不自由になったときは、病院だけでなく地域のスタッフによるサポートも必要です。患者さんのお体だけでなく、心理的側面、社会的側面、環境的側面などにも配慮しながら、地域ともに生きる社会の一員として、患者さんが安心して医療が受けられるよう日々努力していきたいと思います。

循環器内科の診療内容

Cardiology

環器内科は、心臓や血管に関連する病気の診療を行う専門科です。
循環器内科では、心筋梗塞や狭心症、心不全、不整脈、高血圧などの循環器系疾患を対象にしています。これらの疾患は、心臓や血管に異常が生じることで全身に大きな影響を及ぼすため、早期の診断と治療が重要です。
患者さん一人ひとりの状態に合わせたきめ細やかな医療を提供し、心血管系の健康維持をサポートしています。

循環器内科の症状

  • 胸痛
  • 息切れ
  • 呼吸困難
  • 動悸
  • 息切れ
  • むくみ(浮腫)
  • 高血圧
  • めまい
  • 失神
  • 不整脈
  • 呼吸困難

その他にもお体の不調を感じたらお気軽に受診ください。

内科・循環器内科
上運天 均
KAMIUNTEN HITOSHI
命を守る最前線ーオアシス第一病院 循環器内科の取り組み

循環器内科は、主に心臓を扱う内科です。心臓は全身に血液を送る臓器であり、生命活動の中心です。その働きが停止すると、人はわずか10秒足らずで意識を失い、倒れてしまいます。このように循環器疾患には、命に関わる急性の病気が多く、迅速な診断と治療の開始が不可欠な場面にしばしば直面します。

たとえば、急性心不全で救急搬送された患者さんには、救急外来で酸素投与、侵襲的・非侵襲的な気道管理、薬剤の静脈投与などを行い、呼吸循環を安定化させます。同時に最初の10分以内に全身診察、心電図、心エコーなどを用いた初期評価を終え、ある程度の治療方針を立てます。それに基づいて間髪を入れず治療を開始し、搬入から30〜60分である程度の治療効果をあげて、患者さんを危機から救い上げられるように努めます。これがうまく行けば、病棟に入院していただいてさらに治療を継続します。
当院の循環器内科では、三大心疾患である心筋梗塞、心不全、不整脈はもちろん、高血圧や血管疾患である閉塞性動脈硬化症、大動脈瘤も扱っています。さらに、食生活の欧米化などにより増えてきている深部静脈血栓症や肺血栓塞栓症の診断・治療にも取り組んでいます。一見心臓とは無関係に思える失神(脳血流低下によって起こる一過性の意識消失)も、循環器内科が担当します。
手術やカテーテル治療が必要なケースなど、当院だけでは対応が難しい症例に対しては、三次医療機関と連携し、患者様に最適な医療を提供しています。
循環器疾患でお困りの方は、どうぞお気軽に当院の循環器内科までご相談ください。

消化器内科の診療内容

Gastroenterology

当院の消化器内科では、胃や大腸、消化器系全般の疾患に対応しています。患者さんの不調や症状を丁寧に伺い、適切な検査と診断を行います。

主な検査として、胃の内部を詳しく調べる「胃カメラ」、大腸の状態を確認する「大腸カメラ」、体内の臓器を非侵襲的に診る「超音波検査(エコー)」を実施しています。これらの検査を通じて、胃炎や胃潰瘍、ポリープ、腫瘍などの早期発見に努め、適切な治療をご提案します。

消化器内科の症状

  • 胃痛
  • 胸やけ
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 食欲不振
  • みぞおちの違和感
  • 下痢
  • 便秘
  • 血便
  • お腹の張り(腹部膨満感)
  • 腹痛
内科・消化器内科
鳥島 竜太郎
TORISHIMA RYUTARO
消化器疾患の早期発見と専門治療で地域を支える

消化器内科は、食道・胃・腸といった消化管のほか、肝臓・胆嚢・膵臓などの臓器を対象とする診療科です。お腹の痛みや張り、下痢、便秘、吐き気、食欲不振、下血などの症状にお悩みの方には、当科が対応いたします。
当院では、採血検査、超音波検査、CTなどの画像診断、さらに胃や大腸の内視鏡検査を実施しています。診察と検査を組み合わせ、的確な診断と適切な治療を行うことをモットーとしています。
具体的には、ピロリ菌感染の診断と治療、逆流性食道炎や胃十二指腸潰瘍の診断治療、大腸ポリープに対する内視鏡治療、潰瘍性大腸炎に対する診断と治療、消化器癌の診断、胆嚢胆管結石の診断等を行っています。
また事業所の健康診断やその後の二次検診、人間ドックにも対応しており、特に消化器がんの早期発見に力を入れています。地域の皆様の健康を守るため、日々丁寧な医療を心がけています。

脳神経内科の診療内容

Neurology
内科・脳神経内科
  • 日野 天佑
    HINO TENYU
  • 髙畑 克徳
    TAKAHATA KATSUNORI
  • 藤本 伸
    FUJIMOTO SHIN
  • 加隈 香苗
    KAKUMA KANAE
日常を取り戻すための専門医療

脳神経内科は、脳・脊髄・末梢神経・筋肉などに起こる病気を、薬やリハビリを中心に診る内科です。頭痛、手足のしびれ、ふるえ、歩きにくさ、言葉のもつれなどの症状がある方が対象です。近年、認知症の患者さんも増えており、もの忘れに関するご相談も多く寄せられています。脳卒中やてんかん、パーキンソン病などの神経難病にも対応し、検査や治療、生活支援を行います。「なんとなく調子が悪いけれど原因がわからない」という方も、神経内科の病気が隠れている場合がありますので、お気軽にご相談ください。
以下のような症状がある方は、受診をおすすめします。

脳神経内科で扱う代表的な症状

  • 頭痛
  • 手足のしびれ
  • ふるえ(手の震え)
  • 歩きにくさ・ふらつき
  • 物忘れ(認知症の症状)
  • ろれつが回らない・言葉が出にくい
  • まぶたが下がる・ものが二重に見える
  • けいれん・意識を失う発作
  • 飲み込みにくい・むせる
  • 筋力の低下

呼吸器内科の診療内容

Respiratory
内科・呼吸器内科
小野寺 俊江
ONODERA TOSHIE
あなたの呼吸を、私たちが守ります。

「なんだか咳が長引く」「階段を上がるときに息苦しい」「夜中に咳き込んで眠れない」
このような呼吸器系の症状でお困りではありませんか?
呼吸器内科は、肺や気管支、呼吸に関わるすべての病気を診療する科です。
当院の呼吸器内科では、患者様一人ひとりの症状を丁寧にお伺いし、必要な検査を行い、病状やライフスタイルに合わせた最適な治療をご提案いたします。
例として、喘息様の症状でお困りの患者様には、吐く息の中に含まれる一酸化窒素濃度を測定し、過敏性を確認する呼気NO分析検査機器(ナイオックスVERO)を導入しています。好酸球性気道炎症の評価や治療経過のモニタリング、吸入ステロイド薬の治療反応性の予測などを行います。
また、当法人の特殊疾患病棟において、人工呼吸器による管理が必要な長期療養の患者様の治療・ケアにも力を注いでおります。

呼吸器内科で扱う代表的な症状

  • 長引く咳、痰
  • 息切れ、呼吸困難
  • 胸の痛み、圧迫感
  • 喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒューという呼吸音)
  • 睡眠時無呼吸
  • 健康診断で肺に異常が見つかった方

発熱外来について

Outpatients with fever

発熱等外来では発熱やだるさ、咳やのどの痛み、息苦しさなどの他、嘔吐や下痢などの症状のある方を診察いたします。

発熱外来受診時のお願い

発熱や咳、のどの痛み、嘔吐、下痢などの症状がある方は、来院前に予めお電話にてご連絡をお願いします。
症状をお伺いしたのち、看護師より来院していただく時間や受診の仕方などについてご説明します。

訪問診療について

仙波 速見
ご自宅での安心な療養を、
多職種連携でサポート。

近年わが国は少子高齢化社会に突入し、医療に関しましても避けて通れない大きな問題となっております。統計によれば2025年には国民の4人に1人が75歳以上の高齢者となるとみられており、患者様またそのご家族様におかれまして、在宅医療の充実は切実な問題といえるでしょう。当法人は皆さまのニーズにお応えするため在宅での日常の療養支援・急変時の対応・退院後の支援に向けた取り組みを進めております。医師・看護師・理学療法士・社会福祉士・ケアマネージャーなど多職種が密に連携し、ご自宅で療養される皆様にしっかり寄り添う在宅医療部を目指しています。

医療と介護の連携で安心を創る

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